1,新東京グループが解説!様々な取り組みが必要となる環境問題
環境問題を考える時に一つの面だけ考えても上手くいく事は無いでしょう、多面的に考えていく必要があります。
というのは、人はすぐに結果を求めたがるという事があって、この為安易に理解しやすい、簡単な回答に飛びついてしまうということがあるからです。
これが起きたのが二酸化炭素の排出量取引という事も言えるのかもしれません。
二酸化炭素によって地球の温暖化が進んでいるので、これを制限して温暖化を防ぐという意図があったのですが、既にこれは排出量取引のビジネスになってしまったという事が言えるのかもしれない。
環境問題を題目にしてお金のやり取りが行われているということになれば、これはもう本来の意味が分からなくなった証拠という他ありません。
仮に二酸化炭素は良くないという事があったとしても、この二酸化炭素の排出量を減らしただけで、全てが解決するようになるという分析結果は何も無いのです。
それでこのような取引が行われているというのは正に以上という他無いでしょう。
何しろ地球の環境は様々な要因によって決まるというのは子供でも理解することが出来ることでしょう。
それが二酸化炭素だけに注目が集まっているは人がシンプルな答えを求めた結果という事になるのかもしれません。
それではまず環境問題が解決することは無いはずです。
2,二酸化炭素の排出問題を考える
何しろ二酸化炭素地球上の大気の数パーセントにすぎません。
これが99%ぐらいは二酸化炭素だというのであれば、これに働きかけることで地球環境を大きく変わるという事も分かりますが、一割にもならないモノに働きかけて、地球環境が改善するというように考えるというのは、あまりにも話が理想が大き過ぎるというように考えられます。
これは、最初から環境改善など出来ない事が分かっていて、それでも何かを回答にしなければならないので、理由として考えられるいくつかの中から、現段階で元も怪しいモノを出してきたにすぎないという事にもなっている気がします。
つまり、証拠も無いのに最も怪しい容疑者を犯人と断定してしまったようなモノという事にもなるのかもしれません。
そうなると、後はもうゴリ押しをするしかありません。
誰が何を言おうとも二酸化炭素のせいだというように世界的なキャンペーンをして、既成事実のようにしてしまったというのが、今の状況とも考えられます。
当然、二酸化炭素をどうこうしても、それだけでは環境が良くなる事はありません。
仮に今の環境変化の要因が二酸化炭素のみによるものだとしても、それを元に戻せば全てが元に戻るという考え方も怪しいものがあります。
これも人の安易な考え方で、一度変わったモノは、それを元に戻そうとしてもそうならないというような事はいくらでもあります。
むしろ、様々な要因で起きる自然環境のようなモノはその典型例だといって良いでしょう。
とすれば、このような事をしているよりも、実は先にやらなければならないのは、原因の究明と意識の共有ということになるはずなのです。
排出量取引というような意味不明な事に時間を費やしている暇はなくて、一刻も早く原因を究明して、それに基づいて対策を練って、その効果も確認するという事もして、それでようやく対策をすることが出来るという事にもなるのです。
そして、こうした事をしているという事を世界に知らせてその意識を共有してもらうという事が必要になるわけです。
3,環境問題への様々な意見が必要
場合によっては国際的な組織や団体を設立するという事をしてもいいでしょう。
そして、そこに世界各国から寄付金で維持運営をするという事をさせるわけです。
こうすることで、世界の国が自分達も負担をしているという自覚を持つようになるでしょう。
当然、様々な意見が活発に出てくる事になります。
最近では核兵器の廃絶を訴えるような団体が出てきた事がありますが、こうした感じのモノが出て来なければ、なかなか難しいという事にもなるでしょう。
小さな団体はいくらでもあるのですが、世界規模で名前が知られていて、活動が認識されているというようなところがまだありません。
ユネスコなどの感じで世界の誰もが知っているという組織が出来て、そこが中心となって環境問題を真剣に、多面的に取り扱うという事をしなければならないはず。
そうしないと、国がこのような事をすると必ず二酸化炭素の時のように、簡単で且つ明瞭なシンプルな答えを出して、自分達の利益が出るか、有利になるという事をするようになります。
逆に自分の国にとって都合の悪い答えは出さないという事をしますから、まず国に主導権を持たせるという事はしてはならないでしょう。
新東京グループのように明確にこの団体ならば信用して任せるという事が出来るというところでなければなりません。
そして、その団体にある程度の権力を持たせる事も必要で、これがあることで世界の意識を同じ事に向かわせるという事が可能にします。
そうなれば、この団体が示す改善方法も効果を発揮する事が出来るかもしれません。
最終更新日 2025年7月19日 by errestauro