今ではLEDパネルはあらゆるお店で使われています。
それはファーストフード店などで、メニュー看板としてレジの後ろにあるのがあたりまえの光景ですよね。
今回は、ファーストフードの中でも知らない人はまずいないであろう、マクドナルドのLEDパネル事情について調べてみました。
従来マクドナルドでは、お店側として売りたいバリューセットのメニューのみ、レジの後ろのLEDパネルに載せられていました。
なぜセットメニューなのか…
それは、単品のメニューを選ばれるのは、客単価(お客さん一人あたりが一回の注文に支払う平均金額)、利益が減少するリスクを伴うからだと言われていました。
また、レジカウンターでの注文にかかる時間というのは、だいたい1分以内で済ませたいところでしょう。
仮に1分以上たってしまうと「早くしなければ…」と焦りを感じてしまう方も少なくないと思います。
レジカウンターが混みあっている時であれば、並んでる際にメニューとして見ることができるのは、レジの後ろ上部のLEDパネルだけですよね。
そのため、注文の際にかかる焦りやプレッシャー、そして、メニュー選びにパネルしか参考にできない現状により、おのずとLEDパネルに載っているお店側が売りたいメニューを高確率で注文する…というのがマクドナルドのねらいだったようです。
しかし、今現在のマクドナルドのパネルにはバリューセットの他にサイドメニューも掲載されています。
では、上記のリスクがあるにも関わらず、サイドメニューを載せるスタイルに変更した理由というのは?
それは、低価格志向タイプのお客さんの追加注文、クーポンや期間限定の特別価格などで、¥100のドリンクを注文するお客さんに、低価格のサイドメニューを注文してもらうというのがねらいのようです。
ということで、現在のマクドナルドのレジの後ろのLEDパネルには、バリューセットだけではなくサイドメニューも掲載されるようになり、ほとんどメニューが載っています。
LEDパネルというのは、マクドナルドのみならず、その他の飲食店でも利益上昇の目的として、さまざまな観点で活用されているのです。
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最終更新日 2025年7月19日 by errestauro