ワーキングホリデーは、若いうちに海外の文化に触れて、自分の世界を広くすることのできる貴重な機会になります。
同時に海外で生活をしますので、言語の習得という面でも非常にプラスになりますので、可能であるならば多くの若者がこの制度を利用して、海外での生活を経験し成長することは日本にとっても大きなプラスになります。
しかし、ワーキングホリデービザを使い海外で生活を送っていくためにはある程度の資金というものが必要になります。
この資金がないと当然ですがワーキングホリデーを利用して海外での生活を行なうことはできません。
一般的には最低でも100万円程度が費用として必要とされると言われていますが、具体的にはどれくらいの費用が必要になるのでしょうか?
まずは、どのような生活を送ったとしても必要な費用があります。
「ビザ代金」「生活費」「航空券(往復)」「海外旅行保険」といったものです。
もし、学校で語学を学ぼうと思っておられるのであれば、この4つに加えて「学費」も必要になってきます。
こうした費用については、実際に行く国によって多少変わってきてしまいます。
ワーキングホリデー制度を使って海外で生活を送れる国は、全部で12カ国になります。
その中でも、イギリス、オーストラリア、カナダといった国は生活レベルも高い国になりますので、それぞれの費用がグッと高くなります。
一例としてイギリスの費用をまとめてみます。
査証申請費用:25,000円
往復の航空券:170,000円
生活費:1,800,000円
海外旅行保険:200,000円
ということになります。
これを合計すると約2,200,000(220万円)ということになりますので、かなり高額になります。
加えて留学をするのであれば、学費600,000円程度も必要になってきます。
しかし、イギリスで月150,000円の仕事を行なうなら、実質必要になる費用は1,200,000円ということになりますので、最低限100万円-120万円の貯蓄があればイギリスでの生活を送れるようになるでしょう。
滞在する国の経済事情によって、必要になる費用は多少変わってきますが、仕事が見つかれば生活費に比例して給料が高くなるはずなので、生活費を賄う面で大きな問題はないでしょう。
つまり、どこの国に行くとしては最低限120万円程度を持っていれば大丈夫ということになるでしょう。
最終更新日 2025年7月19日 by errestauro