USCPAのコスパが良いと言われる理由

「USCPAの資格取得を考えている」
「USCPAの資格を取るのにかかる費用はどれぐらい?」
「自分のステータスを高めるべく国際的に活躍できる資格を取りたい」

USCPA(米国公認会計士)はコスパの良い資格だと言われています。
しかしながら、この資格について調べたことがある人であれば、取得までには膨大なお金と時間を費やさなければならないことを知っているはずです。
実情を知っている人であればコスパは微妙なところではないかと思うかもしれませんが、人によってはかなりコスパが良い資格であることには間違いがありません。
取得費用が高額であるにも関わらず、何故コスパが良いと言われているのか知った上で受験するかどうか決定することをおすすめします。

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USCPAの取得費用について

まず、USCPAの取得にどれほどの費用が必要となるのかを確認しておきましょう。
取得する為には試験対策を行い、試験に合格しなければなりません。
人によって試験対策にかけるお金は異なっていますが、学習費用は安くても30万円、高ければ100万円を超えると言われています。
これほどまで高額である理由には、合格の為には長い期間をかけてたくさんの勉強を行わなければならないことがあげられるでしょう。
他の資格試験の場合は受講期間が短かったり、学ぶ内容が少なかったりすることで10万円以内で通えることも多いと言えます。
けれども、USCPAの場合は年単位での学習が前提となっていることも多く、膨大な知識を習得する為に多額の費用がかかると理解しておきましょう。
独学で勉強することを検討する人も少なくありませんが、その場合でも本当に受かりたいのであれば教材費は高額ですし、結局途中からスクールに通う人も多いので学習費用の相場は30万円から100万円ほどになると言えます。
そして、受験資格を得る為に1万円から2万円、受験の為に30万円が必要です。
全ての科目を一気に受験して一度で合格すれば良いですが、再受験となると追加費用が発生します。

USCPAを持っておけば高い能力があると社内で認められる

具体的な費用をチェックしてみると、勉強や受験の為にかなりたくさんの費用が必要となることが分かるはずです。
それにも関わらずコスパが良いとされる理由の1つには、これを有しているかどうかで評価が大きく変わるというものがあげられます。
残念ながら、国内の取引先のみを相手としているような会社では評価されても給与や待遇に反映されにくい傾向があるのですが、海外企業を相手としている会社や海外出張が多い会社の場合はこの資格を有することがかなり高く評価されるでしょう。
外国人公認会計士にはこの資格をゲットしている人が多い為、そういった人たちと渡り合う為には必須の資格だと言えます。
USCPAを持っておけば高い能力があると社内で認められるようになり、今まで携わっていなかった大きなプロジェクトや海外企業を相手にした業務を任せてもらえる可能性が高くなるでしょう。
そうなると働きぶりに応じて給与や待遇が良くなる可能性があります。
リーダーになることが出来たり役職についたりすることで、大幅な給与アップに繋がることもあるでしょう。

USCPAは転職や独立を検討している人の強い味方になってくれる

USCPAは転職や独立を検討している人の強い味方になってくれることもコスパが良いと言われる理由です。
有資格者は引く手あまたと思われがちですが、人気の高い企業や事務所となると転職を希望する人が多くなります。
普通の公認会計士資格しか持っていなければ、他の人と同じような評価を下されることになるでしょう。
もしも、こちらの資格試験に合格しておけば、かなり高いスキルを有している人材であると判断してもらえるようになります。
キャリアアップの為に転職を希望する人は多いですが、その際にスムーズにハイレベルな企業に入社しやすくなり、結果として年収も大幅にアップ出来るというケースがあることを知っておくと良いです。
また、独立の際には日本と海外のどちらの顧客を相手にする場合でも持っておいたほうが良いと言えます。
正直な話、独立したばかりの公認会計士事務所を積極的に利用する人は少ないです。
コネがあって誰かから顧客を紹介してもらえる場合は話が別ですが、事務所を立ち上げて何もないところから顧客集めを行うことはとても大変だと言えます。
多くの人は実績が豊富な場所を選びがちなので、頑張って独立したのに上手くいかないという問題が起こることもあるでしょう。
ですが、この資格を持っているのであれば顧客を獲得しやすくなります。
日本だけでなく海外の顧客を相手に出来るので対象が広まりますし、信頼を得やすいので立ち上げたばかりでも依頼してみようかと思われやすいです。
開業して上手くいくか、閉業することになってしまうかの命運を分ける可能性もある資格なので、持っておいて武器にしたほうが良いと言えるでしょう。

まとめ

USCPAは取得の為に多くのお金を費やすことになりますが、キャリアアップしたい人や給与・待遇のアップを目指したい人、いずれは転職や独立を成功させたい人の役に立つ資格だと言えます。
同じ事務所でずっと雇ってもらえるのであればそれで良い、特に昇進は望んでいないという場合には向いていませんが、上を目指す人にとっては重要でコスパが良い資格だと覚えておくと良いです。

最終更新日 2025年7月19日 by errestauro